今年の初雪は、ドカ雪。11/11から3日間ずっと降り積もってくれた。
nicoのとこの最後の品種、フジは、初雪後に収穫するというのがここ20年間の決まり。というのも、お茶目な父がワイ化にしてくれたおかげで、美味しくないフジが増え、それを美味しくするために試行錯誤した結果、初雪が降ってから収穫する、という方法に辿りついたため。
ワイ化のフジ、というのは、「着色系」といって、赤く色づきやすく美味しそうに見えるフジ、ということ。
美味しそうに見えるのと、美味しいフジ、との間には大きな隔たりがあるのは当然で、食いしん坊なnicoの家族は味に納得せず、昔ながらの色づきしにくいけれど美味しいフジ、と同じ味を求めたのだ。
それでも、今年も台風被害を免れ、無事初雪を迎え、ようやくフジの収穫ができることに。
ただ、あまりに多くそして長く(3日間)降ってくれたので、味を確認し、今年は初雪後すぐに収穫に入ることになった。例年なら、初雪後2週間くらいは樹上に置いておくのだけれど。
写真のように、りんごの葉っぱはまだまだ元気。出来れば、この葉っぱが紅葉して散るくらいまで樹上に実らせておければ一番ベストなのだけれど。
お天気相手のお仕事、そうそう人間の思うような天候にはならず、また、フジも落ちずに樹上で2週間過ごしてくれそうもないので、今回は、ぎりぎりの妥協をしてしまった・・・。
フジは主力品種、そして、これが無いとリンゴジュースが絞れないのだ。
雪が止み、畑の雪解けを待って、2013/11/16~17で一気にフジを収穫した。
動いていると暖かいのだけれど、指先は冷たいっ!冷え冷えのリンゴを触るのだから当たり前だけどww
足元は、いつも動いているから私は冷たくはならないのだが、母は選果で雪の上に立ちっぱなし、足が冷えるとこぼしていた。
リンゴの赤と雪の白、まさにジャパンですな。