長らく、苗木を植えてこなかったため、りんごの樹の本数が激減しているnicoんとこの畑。
私の記憶のりんご畑は、整然と昔ながらのりんごの樹が並び、夏は程よい日陰で、樹の下の草の上で昼寝をした覚えが。もっと古い記憶だと、一心不乱にノウサギの落とし物を両手いっぱいに拾い集めた記憶・・・。
ということで、これ以上りんごの収量を減らすわけにはいかないので、苗木を定植することになった。
りんごの苗木は、春一番か、収穫終了後の秋と決まっているそうだ。たぶん、りんごの樹が眠っている状態だから、なんだと思う。
今回は30本の苗木を植えることにした。
昔ながらの(ワイ化じゃない)紅玉を10本、着色系じゃない(ワイ化じゃない)フジを20本。
で、苗木屋さんへ出向くと・・・。紅玉はあってもフジがないっ!その後、苗木屋さん全て廻るも、ワイ化のフジすらない。あ、樹勢の弱いワイ化はあったけど、病気に弱いので却下した。
その数日後、連合会(?)でりんごの苗木販売会をやっているという情報を得て、ワイ化フジの苗木を無事購入した。
ワイ化じゃないフジが欲しかったのだけれど、今、昔ながらのフジの苗木を扱っているのは1社だけ、自分で接ぎ木したほうがいいよ、というアドバイスを受けたため。
ちょっと手が空いたら、台木に自分とこのフジの枝を接いでみようと思う。そのフジが育つまでの間、繋ぎでワイ化フジもありかなぁと、着色系フジだけれど、味がいい縞模様の強いフジを選択した。
しかし・・・。紅玉は2年木、フジは1年木。この子たちがりんごを実らせてくれるまで、あと3~4年くらいはかかるなぁ。
苗木を植えるのは重労働だ。
穴を直径50~70センチ、深さ1~1.5メートル。なかなかな大穴であるww で、これを30コ掘って植えたww
1、穴掘り
2、苗木を入れる
3、苗木を植えて、芯棒に固定
↑これが1年木のフジ。
↑こっちが2年木の紅玉。
1年木は一本がピヨヨ~ンとあるだけ、2年木になると数本の枝が出る。
りんごの苗木は全部がちゃん生き延びるとは限らない。ネズミちゃんたちが、冬の間に根っこに悪さをすると、アウトなのだ。
ネズミちゃんたちには、畑から退散願いたいが、どうも、りんご畑が大好きらしく、ずっと居付いている。りんごの樹もワイ化が進んで、フクロウが巣作りできるような古木もないからネズミ天国、ネズミーランドなのだ。根っこや樹に悪さしなければ、いくらでも居付いてくれていいんだけどなぁ。お願いだから、今回植えた苗木、半分くらいは残しておいてほしいぞ!
最後に、泥んこのスコップと長靴を洗って、定植終了!
ふと目の前の壁を見ると、この夏、この辺りを縄張りにしていたカマキリちゃんが、小春日和の中で日向ぼっこしてた。もうぼちぼち命が終わる時期なんだろうなぁ。動きが鈍かった。君はどこにタマゴ産んだんだい?
穴堀もnicoさんやってんの?
こんだけ掘るの大変だよね〜。
男でも泣きが入るよ(笑)
数年後の収穫が楽しみざんす!(^^)
誠 様
穴掘り、しましたww
お茶目な父からは、「根が乾かないうちにやらなきゃだめだぞ」
というアドバイスだけでしたwww
カマキリさんの卵はどの高さかな~
ネズミーランドのミッキーとミニー達は、最近ぐれてるな。w