はしごの高さは、約2メートル。そこのてっぺんに立って手が届く高さまでがりんごの樹に許される高さ。だから、だいたいりんごの樹は3~4メートルが限度となる。
そして、下枝は、草刈り機が引っかからない程度で揃える。余りに低い位置にあると、草刈りするときにジャマになるから。枝と草刈り機の間に頭が挟まると、すごく痛いのだww 枝で頭を打つこともあるし、結構、生傷青タンは絶えないww
つまり、りんごの樹は、人間が作業しやすいように整えつつ、りんごがちゃんと育つように剪定してあげないといけない。
今年初めて剪定をしている超初心者の私にとって、これが非常に難しい。けれども、幸いなことに、nicoん家のりんごはすべて矮化の樹。よって、多少「間違えて」枝を落としても、3年もすれば新しい枝がドンドン出てきてチャラになるから、と、野良仕事の先生たる我が母に言われているww おかげで伸び伸びと枝を落としまくり、そして、怒られる、の繰り返しだ。
しかし、超初心者にとっては、さらに、この時期に剪定をするメリットがもう一つある。
それは、ちゃんと「りんごがなっている」状況を確認しながら枝を落とせるからだ。
通常、りんごの樹の剪定は、雪深い2~3月にかけて行うものなのだ。その時は、りんごの樹はぐっすり眠っている状態、どこに葉っぱが出るのか、りんごの花芽が出るのか、ほとんど見分けがつかない。(野良仕事先生の母がそう言っているからたぶんそうなのだろうww)残してみたら全部葉っぱの芽だった、なんてこともあるようだ。
じゃあ、みーんなりんごの実が付いてから剪定すれば、なんて思うけど、やっぱりデメリットもある。冬から目覚めたりんごの樹は、勢いよく水を吸い上げ、せっせと樹を大きくしようと活動を始めている。そこを切り落とすのだから、りんごの樹は傷みやすくなる・・・。nicoん家のりんごの樹が腐乱病にかかりやすいのも、原因はソコにあったりするわけで。
30年以上、母が一人で切り盛りしてきたりんご畑、母の身体が動かなくなるにつれて、それに合わせた畑へと変身しているのだ。ある意味、独自の栽培方法かww
摘果前のりんごは、こんな感じに、モロモロとなっている。これはフジだから、このくらい実をつけているけど、紅玉という品種は、もっとすごい勢いで実をつけている。津軽の言葉で「センナリ」と呼ぶくらいだ。作る側としてはぜーんぶおいしく大きくなってほしいけど、そうはならないので、小さいのや傷がついているもの、病気になっているものを落として、大きく美味しくなりそうなりんごだけを残す。放っておいたら、りんごの重みで枝が折れちゃうしww
これが病気になっちゃったりんご。「王林」という品種だけれど、見ての通り、黒い点々が付いている。これが黒星病。この黒い部分から腐っておいしくなくなる。ということで、見つけ次第摘果することになる。
なーんにもないようなりんご畑にも、いろんな病原菌は漂っているんだよねぇ~~。
コッチでは初書き込みします。
コツコツと、リンゴ農家さんに☆
お日様の中でモクモク大きく成るリンゴ
同様にモクモク強さに磨き掛けるニコさん☆
なんだか微笑ましくて和んでます。
よしなり 様
コメントありがとうございます♪
二の腕もたくましくなりつつありますww
こんちわ。
ツイタで大変お世話になってます誠ですm(_ _)m
さて、青アザnicoさんに質問です。
摘果したリンゴちゃんはそのまま捨てちゃうのですか?
なんか砂糖漬けにでもしたら美味しそうなジュースができそうなんだけど。
なんか再利用されてるならおせーて下さい(^^)
ではでは作業頑張って( ̄^ ̄)ゞ
誠 様
いつもお世話になっております!< (__)>
リンゴちゃんたちは、そのまま畑に還ります。
アップルペクチンはこの時期のりんごにたくさん含まれているらしいのですけど、再利用してないですね。
とりあえず、今回は焼きりんごしてみようと、拾ってきていますww
かじりついたら、青りんご特有の渋みは抜けつつあるので、焼いたらおいしいかも?!とお腹の虫が申しておりましたww